風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『勇気凛々ルリの色』 浅田次郎

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浅田次郎のエッセイ
話が上手くてネタ!?って思うほど面白い人生を過ごしてたんですね。
自身が書いてましたが
「小説家になるために小説のような人生を歩んでしまった」って
事実は小説よりも奇なりですよねぇ・・
基本的な嗜好が何だか分かる気がするな・・
太宰が嫌いって書いてたけど
自衛隊出身の体育系の作家ならではですね。
愉快で爽快?でダークサイドな人生のエッセンスが
小説に生かされてますよね。
人生のわびさびがいい。
あとがきで書いてましたが
「人生の窮地に笑いは凛と立ち上がる力の源になる」
この心情を持った生き方をエッセイのツボついてます・・・
売れる前の連載みたいですが
売れるのもわかるな・・
発掘して連載頼んだ人って見る目あるよなぁ・・