風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『サウスバウンド』

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森田芳光監督作品で原作は奥田英朗の小説らしいですね
元左翼運動家で突飛な行動をする父親と
たくましく生きる兄妹、母親。そんな家族のお話で
全共闘世代が親父になって議論好きの
反体制の親父って生き方を
家族が驚きながらも受け入れて生きる逞しさ。
その父親って豊川悦司なんですがすばらしい演技力
そんな突飛な設定も納得ちちゃいます。
東京から沖縄に引っ越しちゃうんですけど
沖縄の人って現地採用の素人なんだろうな・・
あまりにも棒読みだし・・。
味はあるんだけどもねぇ・・
でも、輝いた瞬間があるんですよね。
子供の台詞で
建築業者に強制執行される時に
バリケードで守る父に
「お父さん、今だけはカッコイイよ!」
そうか・・。
あの論理よりも行動に魅せられるわけですよね。
頭デッカチが多い世の中
そんな親父居ないもんなー
カッコよさって理屈じゃないんですよね。
ラストもロマンがあっていいですよね。^^;