風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『沈黙の艦隊』④ かわぐちかいじ

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第二次大戦に参加しなかったならば
日本は核を保有し現在は超大国となり
世界に影響を与えるリーダーとなていたのだろうか?
それに近いシュミレーションとなりうる話だな
海江田の理想目指すものとは・・・
「本艦の理想は あらゆる人間・民族の完全なる自立 こして堂々たる尊厳の獲得である」
海江田の理想は今も実現されることなく
先日もテロの首謀者とされる人間の殺害が発表された。
4巻中、ソ連はホーミング魚雷を躊躇なく放ち
自衛隊艦艇にも被害を受ける。
現実の世界もまた平和とは程遠い永遠の戦いの中
彷徨ってる世界
人の思考は呪われた定めのように
戦いの歴史そのもの・・
冒頭の海江田の理想はどう結実するのか?または打ち砕かれるのか?
目の前のソ連アメリカ艦隊の追撃をどうかわすのか?
今も世界はパワーバランスで成り立ってるんですよね・・。