風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『沈黙の艦隊』⑥ かわぐちかいじ

ついにアメリカの攻撃・・
実際の世界でもアメリカの勝手な秩序によって
武力を行使する姿
その危機にさらされた日本
そのリーダーの姿。
まるで現状の日本そのまま。
違うのはリーダーがリーダーとして試練と判断を下す部分。
著者のかわぐちかいじさんが書いてましたが
「リーダーは様々だが所属する組織は危機的状況を迎えれば迎えるほど
そのリーダーの存在は重くなり光始めると・・」
そしてこうも言いいます
「自分個人の感情を抑えその組織と取り巻く環境を思考し
より理想的な手を打つことがリーダーの資質であると・・」
まるで現代の日本の情けない現状の世界を彷彿とさせますよね。
フィクションでありながら真理を付いた作品。
この国のリーダーとは何か?
どうリーダーを選ぶか?
自分の未来がその手に委ねられてます。