風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『アリス・イン・ワンダーランド』

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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の続編
ティム・バートンによるファンタジー
このアリスの迷い込んだ世界にも
ヒエラルキーが存在し
女王が君臨する
それって夢のないお話だよねぇ・・
なんで夢のような国を再現しなかったんだろうか?
確かにCGの技術は素晴らしく
蛙の表情でさえ巧みに再現する
でも大事なのは技術じゃなく
物語じゃないかな?
あまりにも俗世な登場人物とその行い
最終的な決断は現実的であり
何かの勇気とはほど遠い選択。
現代価値観の捉われた創造性のなさには閉口だな。
もっと弾けたワンダーランドが現実の世界や人生に
変化を齎すってのを期待したんだけど・・
期待し過ぎかな。