風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『我が闘争』

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1960年に製作された第一次世界大戦から第二次世界大戦敗戦と
ナチスヒトラーの栄光と破滅までを綴るスェーデンのドキュメンタリー。

全編モノクロで現実の画像は鮮明であり
悪夢のようでもある。
アニメのシーンのような
巨大なナチスの旗と数万の人
歴史の熱狂は人の判断を不可思議に変質させる魔力を持つ
当時のゲシュタポ、親衛隊、迫害を受けたユダヤの人、
侵略を受けたヨーロッパ各国の民間人
人類の持つ悪魔性と悲劇を浮き彫りにする。
ナチス崩壊でかりそめの世界は平和を得たけども
世界は何を学んだんだろうか。
立ち位置が変わっただけじゃないか。
・・っていう気になり
『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス
フロイトの本を読み始めた。