風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

坂の上の雲 第10回「旅順総攻撃」

イメージ 1

三年越しのこのドラマ
ついに旅順総攻撃か・・。
映像の美しさやセットや役者の豪華は
妥協しない素晴らしさ
ここらは文句の言いようがないなぁ
原作の司馬遼太郎の「坂の上の雲」も読みましたけど
乃木希典の実直な感じと児玉源太郎の想い
真之のイラダチも見事に
原作を損なうことなく世界が再現されてました。
日露戦争のシステム的な柔軟性のなさって
現代日本そのままじゃないですかね?
年金や財政が破綻してるのに突っ走る役人
まるで正面突破を試みる乃木そのままじゃないですか・・。
全体的な攻略は根本から直さねばならないのに
増税で乗り切ろうとする日本は歴史から学ばねばならないことを
忘れてるような気がします。
あの実直に戦った将兵の死はこの日本の礎になった
命を持って支えた日本をこの時代に破綻させていいのだろうか?
今、歴史に学ばないで何を学ぶのか?
歴史は繰り返す。
温故知新ってよく言うもんですね。