風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

坂の上の雲 第12回「敵艦見ゆ」

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それぞれの言葉の持つ意味が
現代のリーダーと呼ばれる人間に対して
全く違うのはなぜだろう?
いい加減な口約束する首相や不適当な発言を繰り返す大臣
問題があるのに放置する首長
リーダーとしての役割は同じなのに・・
いや、当時の彼らの方が過酷じゃないかな?
友人や貧乏してる家族、国家の将来までも担って
彼らに託してるんだから
責任の重さは判断を鈍らしてしまうでしょうし
気持ちは内に篭り思考は堂々巡りし
長い待つ時間って苦悩するでしょう。
ついにバルチック艦隊を発見し
Z旗を上げ
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」の意味する
まさに日本の命運が掛かった判断を迫られるわけですから・・・
それを見事に勝利しないと国家も家族も先はないわけですからね。
後年、秋山は心を病んだと言われてますが
この判断に全てを注ぎ込み神経をすり減らした結果なんでしょう。
この命を懸けた決断や戦い
彼らに恥じずに生きてるのだろうか?