風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『明日は明日の君がいる』 秋元康

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トレンド仕掛け人って感じの秋元康さんのエッセイ
これって書かれたのは・・
本の裏を見ると1996年なんだけど
面白さは劣化してないですねぇ
秋元氏は子供の頃、母親からこう言われてたそうです。

「小さい頃、よく母親に言われた
ジェットコースターや観覧車やメリーゴーランドに乗ってる時も
次に乗りたいものばかり見ていた」

なるほどなぁ~
人って子供の頃から変わらないもんですよね。
振り返ると自分も中身って変わってないなぁ・・
きっとこの本にあったユニークな視点も同じなんでしょうね。
”見てくれの悪いもの”では・・
・脱いだロングブーツ
・中身の一杯挟まったサンドイッチを食べる時
・旅館で着た翌朝の浴衣
・座薬を入れようとしてる姿
・・・・。
最後に「たくさんの見てくれの悪いものに気づかないことも必要らしい」と結んでましたが
退屈な終わりなき日常だと嘆いてるんじゃなく
視点を変えれば・・
ほら~こんなにも面白なヒントが溢れてるんですよね。
自分もそうありたいな。

そして本文の一言
「今、何を失おうが明日がある限り反省はすることがあっても後悔はしない」

う~ん。
今をそして未来へだな。