余命、幾許かもない主人公
裏家業で生計をたてながらも
違法移民の暮らしを気遣いしながら
必死で子供を育て生きる日々
多くを望まない暮らしなのに
それぞれに日々を食い繋ぐ精一杯の日々
追い討ちを掛けてアクシデントはそれぞれに降りかかる
一体、神は存在するのか?
いつもながらー天を仰ぎ見たくなるような現実。
最初、タイトル綴りが何で違うのだろうか?って思ってたんですが
あの親父さんが子供に教える時に綴りを間違って教えてたんですけど
それがこのタイトルになるって・・ちょっと分かるなぁー。
オープニングからエンディングの繋がりといい
構成も奥深く意味深。
カンヌ映画祭で最優秀男優賞に輝く作品っぽい・・
神や哲学を考えてしまう悲劇
そんな絶望の中で
人は自分を超えた偉大なものを畏怖し
そこから見える光明こそ本当の美しさなのかも知れないね
その光には日常をより良く生きることに欠かせない大事な
温かさがあると信じて疑わない。