風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『蟹工船〈2009年〉』

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あの棒を持って練り歩く監督
いや~コントみたいですが
当時ならリアルだったんでしょうねぇ・・
何ともな演出って言うか
もっと切迫感があっても良さそうだけどなぁーー;

あの言わんとしてることは理解できるものの
ロシアが天国みたいな話があったけど
共産主義が労働者の天国的な発想なんだろうか?
実際は搾取され甘い汁吸うのは党の人間だったりするんですがねぇ

現代に置き換えるならば
就職先のない若者や
立場の弱いフリーターになるのだろうか?

彼らの一人称の思いを
それぞれに語らせ
労働や運命の意味を問い
どうしようもない日常を他者のせいと心ごまかし
自らは改革へと何も行動しない現状を表現しようとしてるならば
それはそれとて
わからなくもないですね。
そんな気持ちになることがあるもんだしー

人の葛藤は時代を超えて普遍的な
働く行為に込められた意味とは何か?

意味こそ自分の存在理由となり
活路を自ずと開けるもの
希望を持て若者よ!
・・ってもなぁ~