風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『まほろ駅前多田便利軒』

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原作、面白かったなぁー
まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん
その時のブックレビュー
←左の検索で記事検索も出来るけど・・
これ http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60678504.html

さて映画の方はと言うと・・
まほろに生まれた者はまほろで一生を過ごし、出て行った者も帰ってくる街。
そんな街、まほろ駅前で便利屋を営む男と彼のもとに転がり込んできた男の物語。

男の友情ってそうだよなぁ
オフビートで緩やか
女性は男に親しくなると特別を求めるけど
男と男って逆に分かってるだろーと素っ気無いものー
そこがツボですね。

そんなドライながらも「フランダースの犬」の最終回を見て涙ぐむシーンとかさぁ
瑛太松田龍平が嵌っててぶっきらぼうでありながらも
ほっとけない、何とも言えない間・・
あの距離感って何だろうねぇ
旧友と久々の再会とか
部屋でなぜか二人っきりになった親父と息子的な感じと言えばいいものか・・

数々の依頼があるなか
これまた依頼者との絶妙な間。
そんな間を大事に出来る仕事や生き方って憧れるけど
しんどいんだろうなぁ~

ラストついに多田は言う。「明日の朝、出て行ってくれ」と。
行天はいつも自然にひっそりと朝には居なかったシーンが
何とも言えない切ない”間”の空間
やっぱ人と人って間が大事ですね。