風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ぶらり日本史散策』 半藤一利

日本史の一シーンをユーモアたっぷりに解説した
こぼれ話60本の日本史エッセイ集。

いろいろと歴史のこぼれ話を聞くと見方も変わるものですね。
立ち位置が変わると見える風景が違うもんだ・・。

例えば・・
山本五十六の恋文
・原爆投下目標都市はどうやって選ばれたのか?
・広瀬中佐の「七生報国
・呑んべえ安と高田馬場などなどに加え
薀蓄(ウンチク)もー
東京タワーって一九五八年十二月に完成したけど
鉄骨の一部に、朝鮮戦争の米軍の戦車のスクラップが使われたり・・

そして何よりは
歴史の光に隠れたその後の話をひとつ紹介すると・・
日露戦争バルチック艦隊が完全敗北して・・って
そこまではよく語られた話ですが
ロシア側の勇戦を紹介されてました。
装甲巡洋艦「ドミトリードンスコイ」が単艦となり
日本艦艇12隻に包囲され
降伏を促すも・・
日本艦艇二隻に弾を命中させ日本艦隊を離脱させる。
その後・・長崎の島へ上陸し艦は自沈
500名の将兵が捕虜となり生命を全うす
艦長のレーベジャフ大佐は傷を負い亡くなったけど・・
今では稲佐山の墓地の一隅に
100年後の平和な海を眺めながら眠るとある。

こんな埋もれた歴史の陰話
最近の韓国との竹島や中国との尖閣
あちらは、都合のいいように教育されてると言われてますね。
このロシアの武勇も
当時の日本は戦意高揚の為意図的に話されなかったようです。
今の日本は両論自由に発言出来ますが
韓国や中国は現代でもどうでしょうね・・?
情報操作、意図的に過去を加工して流されるニュース。
やっぱ人の歴史って闇があるよねぇ。
リテラシー教育は大事だな~