風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『戦国武将の死亡診断書』 酒井シヅ

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コミックスの「仁~Jin」の監修を行った酒井シヅさん監修した本で
古文書や記録に記載されてる武将の体の変化や死亡時から
死因を推測。
戦国武将の意外な死因が明らかに・・・。

冒頭の信長ですが・・
仮に「本能寺の変が起きなくても
高血圧症だった信長の余命は長くなかった!?」
そうですよ。
あのエキセントリックな性格って高血圧特有の症状だったりしてね・・。


案外、武将と言えども討ち死にってよりも
島流しにでスローライフで驚くほど長生きした宇喜多秀家
加藤清正なんて梅毒に感染し急死したそうですし
イボ痔で馬に乗れなかったために落ち武者狩りで命を落とした穴山梅雪

はぁ~人生を感じたのが・・
小早川秀秋で西軍の裏切り者で戦後
卑怯者扱いされ家臣がさったり
元仲間の中傷などで謎の早死にしたのは
やっぱりストレスじゃないかとか・・

人生って生き様も大事ですが
死に様も大事ですね。





【ちなみに下記が目次にあったリスト・・。】

第1章 戦国を制した名将達の死亡診断書
織田信長(本態性高血圧症)
豊臣秀吉(尿毒症)
徳川家康(胃ガン)
伊達正宗(腹膜炎)
上杉謙信(脳出血)
武田信玄(胃ガン)
毛利元就(食道ガン)
前田利家(肝硬変)
徳川秀忠(寄生虫病)
戦国雑学 戦に勝つとミミズを食べて祝った!?

第2章 戦国時代の最新流行病梅毒で命を落とした武将たち
戦国時代の最新流行病だった梅毒
加藤清正(梅毒)
結城秀康(梅毒)
黒田如水(梅毒)
前田利長(梅毒)
浅野幸長(梅毒)
戦国の女たちの最後

第3章 大往生 天寿を全うした武将たち
北条早雲
細川忠興
宇喜多秀家
真田昌幸
松平忠輝
戦国雑学 江戸時代の切腹は形だけだった!?

第4章 悩み多き中間管理職武将の死亡診断書
蒲生氏郷(大腸ガン)
池田輝政(脳卒中)
直江兼続(消耗性疾患)
片桐且元(肺結核)
井伊直政(敗血症)
丹羽長秀(胃ガン)
大友宗麟(腸チフス)
小早川隆景(脳卒中)
尼子晴久(脳出血)
竹中重治(肺結核)
宇喜多直家(大腸炎)
高山右近(赤痢)
戦国雑学 お歯黒は虫歯予防に効果的だった!

第5章 戦場に散った武将たちの生と死
石田三成(急性下痢症)
真田幸村(討死)
大谷吉継(ハンセン病)
穴山梅雪(イボ痔)
戦国雑学 刀はあまり役に立っていなかった!

第6章 暗殺、それとも急病? 謎の死を遂げた武将たち
小早川秀秋(不明)
毛利隆元(食中毒?)
戦国雑学 毒殺にはどんな毒物が使われていたか?
戦国武将に学ぶ現代人の健康法