インパクトのある題ですが
構成は以下のような章に分かれ
第1章 死亡記事にあの人の生き様を読む
第2章 死を想えば今日はムダには生きられない
第3章 さあ書こう!自分の『死亡記事』
こんな感じで著名人の「死亡記事」を通して
自分の死と生を見つめ直すって本。
エンディングノートって本が売れてるようですし
流通評論家の金子さんが最後に残された本も多く読まれてるようですね。
この本では死亡記事を自ら書くって流れですが
自らの記事を書くには生まれてからの人生を振り返り
何が主体として記事に書きたいのか?
自分の生き様を振り返る事になります。
最初の章では著名人の記事が転載されてて
その中には開高健やジャニス・ジョプリン
美空ひばりや野口英世、松田優作、夏目雅子、
アインシュタインらの死亡記事がありましたが
記事を読んで心に訴える記事ってのは
その人の輝きを表現し
何か心に描けるものが表現されてるものでしたね。
記事のスキルの問題ってよりも
その主体が輝いてないものに光を当てても
いい輝きは生まれない。
こうして自分の死について考えることは
これまでいかに生きたかを考えるのと同時に
これからいかに生きることが幸せに繋がるのか?
満足のある死を迎えるには
如何に精一杯の生を刻んだのかってことが重要なんだよね。