同じ歳の全く違う人生を歩むふたりの青年の人生が交錯する・・
伊坂幸太郎さん原作の『フィッシュストーリー』に掲載されてる短編の映画化
伊坂さんらしい複線が繋がるシークエンス。
『ポテチ』ってタイトルに?って思ったけども・・
なるほどなぁ~
以下はネタバレなんで
謎が知りたくない人は読まない方がいいかも。
若葉(彼女)が今村(主人公)にコンソメ味のポテトチップスを買いに頼んで
今村が間違えて塩味のポテトチップスを買ってきてしまうんですが…
青葉がこういいます。
「コンソメ食べたい気分だったんだけど、塩は塩で食べてみると案外美味しいね。
間違えてもらって、かえってよかったかも」
それを聞いて涙する今村と
唖然とする若葉。
これはその後に赤ん坊を取り違えたということだったんですが・・
人って人生の背景は様々ですよね。
才能がありながらも
生まれながらの貧乏だったり
おかしな親を持ったりと・・
しかし人生は逆風であったとしても
絆と希望を失わない
信じた真を貫く人への
この映画は応援歌だなぁー