進学のため上京した横道世之介18歳。
隙だらけの男でありながら
人の心にいつまでも残る男の青春の日々。
読書後も温かい気持ちが残り
自分の学生時代の同級生の一人のような感覚って不思議。
それぐらい自然に心地よく書かれてるんですよねこの作品
読みながら自分の大学時代の日々を思い出してたなぁ~
青春って呼ばれる時の中では
それを全く意識してないものですが
無駄に思える日々での人との関わりだったり
取り組んだ何かって
今も脈々と生きてる
それが最も育まれ成長し、また影響を与え合う関係と時間は
二度と戻らないく眩しいぐらいの光を放つ。
そんな時間を共有した者同志が持つ磁力
懐かしく切なく温かい
世之介に会いたい
なかなかの傑作。