英国諜報部(サーカス)の中に潜んでいる
ソ連の二重スパイを見つける作戦の失敗が基で
サーカスを去ったスマイリー。
再びサーカスの幹部の中に潜む
二重スパイを突き止める指令を受ける・・。
元CIAの人間のリークが現実ニュースとなり
同盟国をも調査対象としてたらしいですが
現実の世界は諜報、謀略、情報戦は続いてて
それが第三次世界大戦を防止してるのかも知れないですね。
さて、この映画もそんな魑魅魍魎なスパイの任務と
スリリングな展開に休まることなく繰り返される罠
いやー引き込まれます。
英国諜報部と言えば007も所属する組織ですが
こちらはスマートじゃなくて泥臭く重い空気が漂う
この世界観ってのはストーリーもさることながら・・
映像のカットやトリミングがすばらしいと思うんですよね。
ウェイターの視線。
目配せする他の客。
何かを悟って走り出し
倒れた椅子の音。
泣き止まない赤ちゃん。
よく出来てるなぁー。
書類を盗む瞬間に掛かる電話と人の流れ・・
思い出しただけでもゾクゾクします。
スリリングな世界にしかない独特な緊張
映像に集中し世界に浸るのもいいもんです。
見終わった後、誰かに付けられてないのか?
気になったりしますけど^^;