風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ベスト・エッセイ〈2012〉』

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2011年に新聞や雑誌に発表されたエッセイから
選りすぐりを集めた77編。

日本文藝家協会編 
編纂委員/角田光代林真理子、藤沢 周、町田 康、三浦しをんとあるあし
編纂する人も一流の方々なんですね。

ピックアップされてる人も
小川洋子加賀乙彦角田光代角幡唯介亀山郁夫川本三郎
名前見てるだけでも興味津々面白そうですよね。

改めて思うのが
エッセイの面白い人って作品も面白いって法則は今回も間違ってなし。
面白さに加えて作品にはないその人の日常に触れたりと
時事ネタや何気ない日々にも
ユニークな視点や出来事の掘り起こし方は流石。

それに加えてのもう一つ。
エッセイの中にあった言葉
「・・魂をゆり動かすほどの感動にそれがなり変わるには
 それこそが何か恐ろしく人間臭いものを受け止めようとする接続的心構えが必要らしい」 亀山郁夫

あぁーそうだなぁ
読み手の心構えってのがないと感動には結びつかないものですね。
それも忘れちゃならないリトマス試験紙だな。


【参考公式サイト】
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/shohin/essay/book134.html