風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ももへの手紙』

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”ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し父は天国へ
母と共に瀬戸内の汐島に移り住み不思議な妖怪“見守り組”と出会う
伝えたかったこととは・・・。


汐島のモデルは大崎下島みたいですね
行ったことのあるこの風景が情緒豊かに描かれてて
いい島だなぁーって再確認。
(私がそこに訪れた時の日記同じ映画と同じビューが・・)
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61554441.html

ストーリーも”ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し父は天国へ行くんですが
あの書きかけの手紙
伝えたかった想いを大切な相手に伝えられなかったことって
胸が詰まり締め付けられるようで切ないですよね。

不思議な妖怪“見守り組”や島の子供とのふれあいを通じて
相手を想い共有することの尊さを感じたんじゃないかな?

母親とのちょっとした想いのすれ違いも起こるけど
妖怪と島の人が起こす奇跡や
ラストの藁の船を海に流すお祭りで
戻ってきた藁船には
お父さんからももにしか見えない手紙。

どこか懐かしいようなノスタルジックな島の風景と
心のふれあいを徐著豊かに描かれてて
ほのぼのと・・
夏休みのこのシーズンにピッタリかな。

心の里帰りってのもいいんじゃないかなぁ-?