若くして成功を収めたギルは娯楽映画のシナリオ書きに虚しさを感じている。
本格的な作家への転身を夢見る彼は・・旅行先のパリで・・ロマンティックなラブコメディ。
『ミッドナイト・イン・パリ』 (Midnight in Paris) はウディ・アレンが脚本と監督を務めて
第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
ウディ・アレンらしい意外性とそれを納得させる構成とちょっといい感じなエンディング。
エンターテイメントってこうじゃないとー。
いつも期待を裏切らない内容で
いつの間にか1920年代にタイムスリップ
アーティストたちと出会いやエピソードが盛り上げてくれます。
私も好きな作家であるF・スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダが登場したり
他にもコール・ポーターやジャン・コクトーのパーティなんてね。
ジョセフィン・ベイカーも・・・。
そう言えば大御所アーネスト・ヘミングウェイと出会うなんてこれまた面白い発想。
いろんな部分で観る人を満足させてくれるサービス精神が満載で
詳細設定の面白さがウディ・アレン、衰えなんて感じないな。
これって日本でもリメイク面白いんじゃないかな?
監督は三谷幸喜かな?
日本版ならば漱石や川端、ぜひとも太宰治の登場が観たい。
突拍子な設定も構成で日常はいくらでも
エンターテイメントとして楽しめる作品になるものですね。
人生も同じかな。
公式HP
http://www.midnightinparis.jp/