風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

八重の桜(42)「襄と行く会津」

誰しも生まれ育ったふるさとにあるもの
それは自分の核となる大事な思い出が詰まった
唯一無二の掛け替えの出来ないものですよね。

「ふるさとは遠くにありて想うものって・・・]
室生犀星の詩を思い出しました。

こう続きます。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの
 そして悲しくうたふもの
 よしやうらぶれて異土の乞食となるとても
 帰るところにあるまじや
 ひとり都のゆふぐれに
 ふるさとおもひ涙ぐむ
 そのこころもて
 遠きみやこにかへらばや
 遠きみやこにかへらばや」

それぞれの人生はあるし今もある
だけれども現在と未来への決意は
過去に戻ることではない
それぞれが未来に向かって進むこと
まさにこの詩が重なって心を締め付けました。

未来に向けて自分も進まないとね。