誰しも生まれ育ったふるさとにあるもの
それは自分の核となる大事な思い出が詰まった
唯一無二の掛け替えの出来ないものですよね。
「ふるさとは遠くにありて想うものって・・・]
室生犀星の詩を思い出しました。
こう続きます。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしやうらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや」
それぞれの人生はあるし今もある
だけれども現在と未来への決意は
過去に戻ることではない
それぞれが未来に向かって進むこと
まさにこの詩が重なって心を締め付けました。
未来に向けて自分も進まないとね。