「あまちゃん」で今年の話題の脚本家の宮藤官九郎と阿部サダヲ主演作品
下町のハムカツ屋で成長した兄と生き別れたお笑い芸人として成功した弟
そして失踪して10数年ぶりに戻ってきたハムカツ屋の娘
それぞれの想いが交差して・・・クドカンらしい展開。
親子の繋がりで大事なものって何だろうか?
兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は生き別れとなってて
祐太も育ての親であるハムカツ屋の親父さんと
実の娘である徹子(竹内結子)との関係
そこから見えるものは・・
DNAよりも心のふれ合いこそ親子の絆となるものなんだったってことかな
血に拘り社会の基盤となって構築された社会ですけど
実は残念だけどそこにあって守ってるもって
神話に近いぐらいのフィクションなのかも知れないですね。
受け入れ難いけどもその事実を
笑いに昇華させたお話はさすが宮藤官九郎ってところ
映画のコピーなんですが
「これは”泣ける喜劇”か”笑える悲劇”か!?」
上手いコピーだよなぁー
悲しい真実を”笑える悲劇”ってものが
きっと人生を好転させるよね。