ひょんな出会いを切欠に再び店を構える手段に結婚詐欺を繰り返すが・・・。
最初に胸に湧き起こる感情は心理に迫る恐怖でしたが
何が恐怖なのか？
この奥さん（松たか子）のリアリティな演技が印象的で
夫や人生に対する淡々とした悲しみや
心の奥底に燃え滾る怒りを合わせ持った表情が
巧み過ぎて怖いぐらい。
調べると・・やっぱりな
第36回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞だそうで
そりゃそうだって気もするぐらいのクオリティ。
そして演者もですがクローズアップの多いショットで
構図も迫力のある絵なんですよね
『ゆれる』も心理的に迫ってきましたが
レビュー記事URL: http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/50765089.html
西川美和監督のセンスが光ってるなぁー
監督賞に輝いてるけど作品賞は貰ってなんですね。
もっと評価されてもいい気がするけど
題材と話の流れは万人受けするようなもんじゃないもんなぁー
賞ってものはビジネス的なものもあるし
あまりどうこうってないけど
記憶ってものは正直ですね。
心に深く印象に残る松たか子
エグイぐらいの女の怖さと弱い部分が忘れられない作品。
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