風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ベルフラワー』は怪しく眩い光を放ってる。

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世界滅亡を熱望する定職を持たない若者ウッドローとエイデン
マッドマックス2」のダークヒーロー ヒューマンガスに憧れ
火炎放射器製造や車の改造、酒に明け暮れる日々。
そんな中、恋人が出来るが・・・

壮大な悪の世界を心に描いてる割には
恋愛沙汰で残忍な妄想が際限なく繰り返されるって・・
どうなのこのスケール?
結局、妄想に逃げる自慰野郎なんだよね。

”青い”青春ってそんなものかも知れない。
大きな事を夢みながら
些細な日常に悩み苦しむ。
胸の苛立ちや痛々しさってものが
リアルだから観ていて胸の一部が痛くなるのかも知れない。

あの頃、無性に空に向けて駆け登りたくなることがあったなー。
やるせない苛立ちや社会への失望って・・。
思い出すと残念な下衆野郎とかねぇ~

昨年、流行った「倍返しだ」じゃないけど
心に広がる怒りと憤りーあるな・・。

歳とるって振り返ると・・
もっとやる事あるんじゃないのか?
要は暇なんだろ!って突っ込みたくなるけど・・。

そんな”青さ”から遠ざかって振り返ると
怪しく眩い光を放ってる。
青春のエネルギーってものなのかー。