風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

軍師官兵衛 (17) 「見捨てられた城」

最前線で戦う部隊において
己を信じ味方を信じきることで
怖気づくことなく前に向かえるものでしょう。

しかしながら織田は上月城を見捨て
毛利は志方城を見捨てる
戦国の世とはそんなものなのだろうか?

「目が曇ってる情に流されるな」と半兵衛は官兵衛に言いましたが

利とは何なんでしょうね?

尼子のように己を信じ
配下の兵を見捨てない生き様は見事な散り際ですよね。

どこやらの国の船長のように乗客を残し我先に逃げたり
わが国でも論文に疑念が上がると上司は部下を見捨てる
それが利なのかなぁ?
浅はかな判断だとそうなるのでしょう。

我々はどうあるべきなんだろうか?
曇らない目で真実と先行きを見通せる人でありたいものです。