本を紹介する本「ダ・ヴィンチ」に掲載されてるエッセイを書籍化。
最初の印象は正直な人なんだなぁってのが印象
それは多かれ少なかれ誰もが通る社会の疑問や居心地の悪い違和感を
ストレートに書いてるんですよね。
長く続いてるのは何となく些細なつぶやきが心に印象的に残ったりするからなんだろうなー。
これが唯のタレント本じゃないのは
ここに飾らない本音があるからじゃないかな?
人見知りで中二病(自意識過剰な時期)だったり
そこからの気付きが”あぁ~”分かるなぁー
印象的な部分として
若林さんが精神科医と話をしてて
「笑うという感情は人間の中でも嘘をつきにくい反応」だと言われる部分
人間不信だったり、斜に構えてるようなキャラでありながらも
ここに真理ってものがありそうですよね。
別の章では圧倒的な笑いの力ってものが語られてましたが
まさにそうなのだろう。
人が社会というものに折り合いを付ける場面において
何を信条に折り合いを付けるのかー
真実や自分との折り合いってものを誰しも望むものですよね。
幸福ってものは収入と比例しないと
相方の春日さんを見てて思うそうです。
なるほどなぁー
エッセイは等身大でありながらも"ハッ"とする感嘆の瞬間
何か閃いた幸せな気持ちになるものですね。