風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『舟を編む』

イメージ 1

原作を読んで『舟を編む』 三浦しをん
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61760573.html
映画版を鑑賞。
平玄武書房辞書編集部で定年を迎える荒木から
辞書編集の監修の後継者となる馬蹄(松田龍平)と編集者が作り上げる辞書とは


原作に勝ってるよこれ
そんな作品は少ないんですが
これはよく出来てるよなぁー

映像独特のアパートの雰囲気や
かぐやの職場や料理
告白のシーンにしても
何たって台詞の少ない馬蹄の表情での演技はピッタリですよね。
確か最優秀男優賞(松田龍平)だったよなと
今、調べたら・・
出るは出るは受賞暦
第37回日本アカデミー賞で6部門の最優秀賞
第68回毎日映画コンクール日本映画大賞
第38回報知映画賞作品賞
第26回日刊スポーツ映画大賞作品賞などを受賞。

やっぱりすごいな。
何が心を打つのか?

原作の時にも思ったのですが
下手すれば社会不適合者と言われかねない主人公が
人の見えない所でコツコツと時間を費やしながら
言葉に真摯に向き合い
作り上げる姿とそれに関わる人々の温かさは

爽やかな良かった感に包まれるもんなぁー
やっぱり真面目にやってる人が報われる
そんな願望を実現する世の中じゃないとねって思うな。