1975年。解散直前のパンクバンド“逆鱗”。
最後のレコーディング曲“FISH STORY”。
売れなかったレコードが彗星が地球に激突する地球を救う。
伏線ありまくりの伊坂幸太郎さんらしい巧みな原作を余すことなく映像化してます。
時代を超えて小さな出来事が結びつき
それが“正義の味方が世界を救う”なんて壮大なストーリーになるなんて
自分のフトした行いが見も知らない人の人生に関連を持つなんてことが
実際にはあるんですよね。
目に見えず想像が及ばないことで
一切をスルーしてしまってるんだろうな。
例えば最後の一個になったビールを買ってしまうことによって
変えなかった人が出て来たり
電車で自分が座ることです座れなかった人が他に影響を及ぼす
ミクロで検証すればするほど
些細な影響が何かを変えるってことはあるうだろうな
クレオパトラじゃないけど
鼻がもう少しどうだったら・・ってあるよね。
この話しである一つの意志が貫かれてて
それが結実する場面
“FISH STORY”を通して一つに繋がる物語
そこにあるカタルシス。
いや~いいですよねぇー
観終わっり何か心が良かった感に満たされる。
自分も“FISH STORY”で何かが変わった!?