リストラ請負会社に勤める村上真介
仕事を通しての出会いや様々な人生ー。
山本周五郎賞受賞作。
派遣法で国会を騒がしてますが
実態とは違う役人が作るだけあってイマイチな法案ですね。
それはそうとー
指名解雇は違法の世の中
それを請け負うリストラ請負稼業
恨まれ、泣かれても人生の分岐となるこの仕事を全うするのは
やはり遣るべきことを遂行して
誰から攻められても合理的な決断を下したと言う自負だろうな
心労は想像に値するけど
違う視点で考えると
先細る会社から新たな人生を切り開くことにも繋がるのじゃないだろうか?
未来は分からないけど
確かなのは
自らの道は自ら決断するしかないんですよね。
会社が全てって人が案外多いけど
会社は人生の一つに過ぎないですよね。
そして何たって人が心を動かすものです
こんな文章がありました
うる覚えなのですが
「・・イメージなのだ相手の立場になって付き合えるかどうか
その共感性の高さが繋がって関係を密し、相手を信用させる・・・」
自分が相手へ共感しイメージ出来てるのか?
それがないのに人から信用は築けないですよね。
誰かの人生の分岐で忘れてはならない言葉だと思います。