特攻で亡くなった宮部久蔵という祖父の足跡を辿るが・・。
ベストセラーとなった百田尚樹の同名小説を岡田准一主演で映画化。
先に原作を読んだんですが
『永遠の0』百田尚樹
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60128985.html
まず映像技術のすばらしさ
空母赤木の甲板、零戦の型式による色の違いや塗装の剥がれ
弾の飛び方や対空砲火
雷撃機の爆弾搭載による戦闘機との離陸の違いまで再現されてて
映像にうなりストーリーに心動かされ
原作に迫るとも劣らない感動がありました。
原作とは違って印象に残ったのが
何度も台詞に出てくる
「生き残るべき人」って言葉が心に引っ掛かり
しばらく考えてました。
登場人物は戦後も生き残り
様々な人生を歩み家庭を築き
生きる事に向き合う決して忘れてない
それぞれのあの時代に込められたもの
それが「生き残るべき人」ってものへの答えなんじゃないかと感じる
では自分は未来へ生き残るべき人なんだろうか?
どんな時代であろうとも同じ命なんですが
何にしても失う時に価値に気が付くことって多くないでしょうか?
命の危機を感じることの少ないこの時代
自分が滅び次世代へ伝えることを持った男
私は生き残るべき人なんだろうか?