中学時代は小遣いを殆ど映画に費やした時もありましたが
現在は週末深夜に映画三昧のペース。
2014年に鑑賞した映画にランキング付ける勝手アワード。
今年は・・
ブログにアップした51本からお届けします。
【最も感動した感動賞】
感動は観てる時の心の振幅の大きさと
余韻を含めての心地よさがポイントとなる賞
やっぱりこれ
『横道世之介』
原作も読んだけど後味の良い作品。
思い出すと幸福になるような
思い出の人居ますか?
そんな素敵な思い出が人を幸福にするんだろうな。
次点
『東京家族』
この温かさこそ絆の根源
『バグダッド・カフェ〈ニュー・ディレクターズ・カット版〉』
オープニングから“Calling You”に遣られました。
【巧みな構成光る。構成賞】
構成やカットや繋ぎに惚れ惚れ
そんな作品はー
『アフタースクール』
内田けんじワールドは健在。
伏線を違和感なく巧みに表現する役者陣も見事な人選。
次点
『フィッシュストーリー』
この話しである一つの意志が貫かれてて
それが結実する場面
“FISH STORY”を通して一つに繋がる物語
そこにあるカタルシス。
『その夜の侍』
他愛ない話しの出来る相手の尊さ
人との関係性があってこそ
人として生きて生けるのかも知れないですね。
【映像ガッコイイ~スタイリッシュ賞】
『華麗なるギャツビー』
喪失と無の空間に安らぎはあるのかー美しい映像と破滅。
次点
『グランド・マスター』
オフビートな中に浮かび上がる美しい景色と陰影さすがウォン・カーウァイ。
『プラダを着た悪魔』
アン・ハサウェイの見事な変遷を遂げるファッションも見事で
美しい姿は心の変遷をファッションで表現してるかのようでした。
アンディとミランダの視線を交わすシーンがCOOL。
『ゼロ・グラビティ』 孤独な中では否応なく自分の過去や未来と向き合う
【映画を観てのあれこれと考える時間も好きな 考えた映画賞】
『アメリカン・ビューティー』 人はそんなに強くないし弱い部分を誰かと分かち合いたいものじゃないかな
次点
如何にもなカンヌですが
『嘆きのピエタ』 罪深い人間に光は射すのか?
『ベルフラワー』は怪しく眩い光を放ってる。
”青い”青春ってそんなものかも知れない。
大きな事を夢みながらも些細な日常に悩み苦しむ。
胸の苛立ちや痛々しさがGOOD
『そして父になる』 向き合い葛藤し迷いながらも築く関係こそ絆なんだろう
【観てて力湧く ビンビン勇気賞】
『ソウル・サーファー』
人が夢を実現するプロセスにはパワーと夢を
多くの人の心にも届けるもですね
『永遠の0』生き残るべき人でありたい
『黒部の太陽』 何をなすことが己の使命なのか?を問う生き様に心に響く
『最強のふたり』
人と人は出会い
理性は「使うモノ」であり、「縛られるモノ」になっちゃダメだ
【少ないアニメ映画から ベストアニメ賞】
『言の葉の庭』 文句なくベストアニメ:人生に降る雨も素敵な出会いを運ぶんじゃないだろうか?
『おおかみこどもの雨と雪』
人生、別れと成長の繰り返し
真剣に向き合った絆は消えることなく続く
【アクション スピード感と疾走のアクション賞】
『ジャンゴ 繋がれざる者』
胸のすくような早撃ちで悪党を倒す倒しまくる世界は
カタルシスに包まれること請合い。
『アウトロー』
アメリカ的な価値観のヒーロー像そのものじ
『アウトレイジ ビヨンド』
エゴが人を支配して直球な生き様は逆に痛快・・・
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他にも思い出深い映画が沢山ありました。
ホントに映画っていいもんです。
エントリー作品。
『アルゴ』
実はこの映画のように
世界はスリリングで魑魅魍魎の世界なんだよね。
改めて現実の世界を感じないとボケちゃうかも。
『俺たちに明日はないッス』
大切なんです馬鹿馬鹿しいほど真剣な時を過ごすってー
まぁ、そういうことで・・・(笑)
『7月24日通りのクリスマス』は弾けないラブコメ・・。
『テッド』
サービス精神旺盛でブラックジョークや下ネタ満載の
如何にもアメリカンコメディで閉塞ある日常を笑い飛ばそう~~
『きいろいゾウ』
それを全て理屈なく受け入れる。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
漂流と言うと限られたシチュエーション。
それもタイトルそのままなのか・・?とあまり期待せず観たんですが
意外にも素敵な作品で観た人の視点で多彩な感想を持てる奥深さもあり
『R-18文学賞 Vol.1自縄自縛の私』
嗜好ってものも複雑怪奇なものですよね。
いろんな快楽ってあるものだけど
他の活動に制限や干渉しないならば
ありじゃないの・・^^;
『聖☆おにいさん』
人の想像力と発想の柔軟さ
まさに企画の勝利。
聖人をもギャグの対象になるなんて
ギャグの可能性は無限大。
『苦役列車』
信じることが出来ない心と
それを確かめるように
難癖付けてトラブルを引き起こすってのは
人との距離感が取れない心にあるのかも知れないですね。
『キツツキと雨』
コミカルな住民とのやり取りや雨のエピソード
そのどれもに”心”ってものが通ってるんですよね
ツールじゃない手間隙を惜しんじゃ駄目なんだよなぁー人と人は・・
『舟を編む』
下手すれば社会不適合者と言われかねない主人公が
人の見えない所でコツコツと時間を費やしながら
言葉とに真摯に向き合う姿に好感
『俺はまだ本気出してないだけ』
心では夢を追い
本気出してないだけって
「俺も本気だしちゃっていいですかぁ~」(笑)
『いけちゃんとぼく』
すっかり忘れてた少年時代の自分を重ねて
懐かしくなるような映画
いいですね。そんな時間も・・。
『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』
快楽の先の虚しさ
刹那に生きる人間の末路
通夜の夜に最後に男が一人残ってるのが
これまた人ってものの情念なのかー。
『ツナグ』
その"間"を超え心が繋がるってことですよね。
『天使の分け前』
ウィスキーに出会い
仲間に出会い、先生に出会うことで
チャンスを得てそこで再出発するのもあり
『キャタピラー』
冒頭に書いたあんまりの数字の羅列に違和感。
『卍(まんじ)』
やっぱ文学作品は文字がいいなぁー
『サラの鍵』
現代は過去のすべての上に存在するものじゃないかな~
真実とはそれぞれの生きた証であり存在そのものなんですから・・。
『きっと、うまくいく』 このはじけるパワーこそ日本映画に欲しい~
ハラハラ!ワクワク!ドキドキ!
これが映画の原点なのかもね。
『クロニクル』 神にしか持つことの許されないものを所有してしまう悲劇だなぁ~
『少年と自転車』 誰かが誰かを圧倒的に全てを信じることでしか絆は出来ないのかな
『藁の楯』 クズに下せる最大の罰とはやはり死刑しかない
『地獄でなぜ悪い』 笑えるか!?ってぐらい血が雨のように降り溜まる・・
『東京公園』 被写体の物語が自分への語りかけたでもあるんですね。
『二つ目の窓』 豊かな自然は厳しくも優しいなぁー。
『映画と恋とウディ・アレン』 偉大な才能を持ったクリエイターは心に突き刺さるものを持ってる