風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『セッションズ』 人の可能性と善なるものを感じる作品でした。

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病気と闘いながら性に目覚めていく男性と
男性を取り巻く、女性3人と神父

障がい者の性って問題を
ユーモアを交えて事実を描いているんですが

これを押し付けの正義感にならずに
心温まる作品で
尚且つ問題定義する作品
これは脚本力と演技力がポイントだったなぁ

登場人物の神父さんが
戒律や宗教的な視点ではなくて
人として話を聞き
温かな会話を交わす姿
それが生身の人間の視点となりってたり

介護を助ける女性それぞれが違うアプローチで
接する温かさがこの作品の肝となってるんですね。

人は悲しみに暮れることは簡単だけど
人との接し方によって
人は救われ幸せな人生を送ることも出来る。

そして自らの心の壁
○○じゃないと駄目であるとか
そんなことにこだわる自分の愚かさ
自分の幸せを阻害するのは自分の心なんですね。

人の可能性と善なるものを感じる作品でした。