病気と闘いながら性に目覚めていく男性と
男性を取り巻く、女性3人と神父
障がい者の性って問題を
ユーモアを交えて事実を描いているんですが
これを押し付けの正義感にならずに
心温まる作品で
尚且つ問題定義する作品
これは脚本力と演技力がポイントだったなぁ
登場人物の神父さんが
戒律や宗教的な視点ではなくて
人として話を聞き
温かな会話を交わす姿
それが生身の人間の視点となりってたり
介護を助ける女性それぞれが違うアプローチで
接する温かさがこの作品の肝となってるんですね。
人は悲しみに暮れることは簡単だけど
人との接し方によって
人は救われ幸せな人生を送ることも出来る。
そして自らの心の壁
○○じゃないと駄目であるとか
そんなことにこだわる自分の愚かさ
自分の幸せを阻害するのは自分の心なんですね。
人の可能性と善なるものを感じる作品でした。