風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『アメリカン・ハッスル』 自分に都合のよい嘘を信じてしまうものなんですね

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1979年アメリカで実際にあった話を下敷き作られた物語
FBI捜査官のリッチーは詐欺師のアーヴィンを逮捕し
司法取引でおとり捜査作戦を始めるが・・。

ちょっとエグイぐらいの作戦で
上院議員と下院議員5人が次々と汚職で逮捕されるんですが

人って弱いよなぁ~
これでいいのか?
いや、まずいから逮捕されるわけですが・・

このおとり捜査は日本では禁止されてるけど
ホントの上はトカゲの尻尾切りで逃げれますよね
組織の内部に食い込んでこそ
尻尾が掴めるんじゃないかな?

ルールが全てで
おとりだろうとルールはルールってアメリカっぽいけど
それを逆にとるってのが痛快なんですよね。

痛快な中にも仲間に思わせて
あっさりと裏切る仕事
よっぽどタフじゃないと出来ない仕事で
日本にはなじまないかもね。

その詐欺師は嫁さん反論にも持て余す人間で
詐欺仲間にもいいようにされ
FBIにも嵌められる

そんな偽りの関係の中にも
騙してはならない真ってものが芽生えたり
弱い心を持った人と言うものを上手く表現していました

ある意味、多くの出来事や物が
偽りだったり偽物ってこと多い世の中

人は信じたいことを信じる。
都合のよい嘘の方が心地いいものなんですね