風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『沈まぬ太陽』

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白い巨塔』、『華麗なる一族』などで知られる原作者、山崎豊子の小説を映画化
巨大企業、国民航空社員の恩地(渡辺謙)は
組合つぶしの懲罰人事で海外赴任命令
そんな中で航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こる・・・。

実名は変えられてるものの
日本航空がモデルなんだろうなぁ
かなり取材して書くと言われてる山崎豊子さんらしく
リアルで重いテーマ

実際、地方空港って政界との癒着構造とも言われるし
企業自体も歪んだ組織ってのは想像に容易いな

金や権力のある所
品行方正では抑えきれないものも
創成期にはあるものでしょうけど
そのことで事故処理がお座成りになるのは
如何ともし難い状態ですよね。

JRの事故や航空機の惨事にある
裏の表に出て来ない組織の腐敗
その渦中の人の行いに
誠意を持って生きてる男に比べ
ずるい人間の成功には歯痒い思いも過ぎります。

社会派と呼ばれる作品が世に出て商業的にも成功するような素地
もっと社会が怒り、正義を喚起する必要があるんじゃないだろうか?

飼い慣らされた日常に喝だ!
この作品の熱い男はきっと居ます。
そんな人間が報われる社会でないと未来は暗い。