子供の頃同じ野球チームだった二人が再会と
世界大戦時、東京大空襲の夜、東北の蔵王に墜落したB29との関連
迫りくる危機と陰謀。
謎の結びつく先は・・・。
人気作家、阿部 和重 ・伊坂 幸太郎
この二人のエンターテイメント作品
これだけでも興味深いかったのですが
話もスケールの大きな話でありなが
並走して心に引っ掛かる小さくも深い心の刺
この二つの謎が解ける
幾つもの、よかった感の連鎖エンディング!
イッツ ア エンターテイメント!!!でした。
競作でカラーが混ざり合って部分的には輝いてるけど
打ち消しあってる部分も正直あることはあるなぁ・。
この競作は作家にとっても読者にとっても
化学変化を生じるんではないだろうか?
テーマである”人生に大逆転はあるのか?”
この物語の大事なポイントですが
事件や人が出会った瞬間に
すべてのことが動き出す瞬間ってものがあるんですよね。
そう信じたいものです。
この作品もまた映像化されるんだろうなぁ~きっと。
それがまた新たな楽しみです。