風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『リーガル・マインド~裏切りの法廷~』

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弁護士ケイトは裁判の巡ってのストレスでアルコールに依存し
キャリアと娘の養育権を失ってしまった
復帰に向けて担当する殺人事件に
冤罪の可能性を感じ調査を進める法廷サスペンス。

法廷サスペンス独特の駆け引きと探り合い
この作品ではこれに加えて
自身の子どもの養育権を裁判されるって二重の話ですが

これがまた裁判での勝利はまた別の話になるのがアメリカっぽい
ルールで中で勝つことが正義とされるアメリカ裁判の中で
無実であっても有罪になる現実
そりゃ心ある人間であるなら悩むよね。

歴史を考えても事実でないことを
事実となってしまう
勝者の都合のいい世界史だったり
領土もそうですね。
歴史より実効支配が既成事実となる世界の常識。

ここには正義はあるのか?真実とは何か?
ほんと、この弁護士じゃなくとも悩むよねぇ

作品中、警察のダーティな手口もあったけど
裁判官も知ってて判断する裁定。
法曹界ってハードでタイトな世界ですね。
罪な仕組みに
神の存在を考えたくなるけど
それを逆手に覆す仕組みがまた面白もんです。

欲望と陰謀の渦巻くリアル世界でも
正義が正義として勝つ世界を祈って止まない。