弁護士ケイトは裁判の巡ってのストレスでアルコールに依存し
キャリアと娘の養育権を失ってしまった
復帰に向けて担当する殺人事件に
冤罪の可能性を感じ調査を進める法廷サスペンス。
法廷サスペンス独特の駆け引きと探り合い
この作品ではこれに加えて
自身の子どもの養育権を裁判されるって二重の話ですが
これがまた裁判での勝利はまた別の話になるのがアメリカっぽい
ルールで中で勝つことが正義とされるアメリカ裁判の中で
無実であっても有罪になる現実
そりゃ心ある人間であるなら悩むよね。
歴史を考えても事実でないことを
事実となってしまう
勝者の都合のいい世界史だったり
領土もそうですね。
歴史より実効支配が既成事実となる世界の常識。
ここには正義はあるのか?真実とは何か?
ほんと、この弁護士じゃなくとも悩むよねぇ
作品中、警察のダーティな手口もあったけど
裁判官も知ってて判断する裁定。
法曹界ってハードでタイトな世界ですね。
罪な仕組みに
神の存在を考えたくなるけど
それを逆手に覆す仕組みがまた面白もんです。
欲望と陰謀の渦巻くリアル世界でも
正義が正義として勝つ世界を祈って止まない。