風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『オー!ファーザー』

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由紀夫は4人の父親がいる普通の?高校生。
ある日、鞄をのすり替え現場に遭遇し事件に巻き込まれてしまう・・。

以前原作を読んだな
どんなこと書いてるのかな?
便利ですね。横のブログ内検索でヒット。
「オー!ファーザー」 伊坂幸太郎
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61248743.html

ここでは「人間というのは、自分が信じたいと思うものを信じるんだ」って言葉を書いてるけど
今回映画のセリフで心に響いたのがこれ

「現状を受容出来るのが男だ」

なるほどなぁ~
友人の無理な頼み事。
親父4人との暮らしに出て来ない母親。
ついに理不尽な事件にまで巻き込まれ
この言葉は象徴的なキーワード

由紀夫が現状を受容し
乗り越える様は男として立派に成長してる証ですね。

話しとしてはブックレビューに書いてるけど
伊坂さんらしく伏線とラストへの鮮やかさは爽快感があります。

映画と本、どっちかって言うと本が勝つけど
これはこれでこう言う映像になるのか?と感心したりもして楽しめましたけどー。

複雑な事情や想いはありますが
大切なことはいつもシンプルなんでだって心から思う物語。

信じ現状を受容する人間関係って美しいよなぁー