風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「釣りをしているときは外からは静かに見えるけど・・・」  開高健

 「釣りをしているときは外からは静かに見えるけど実は妄想のまっただ中にある。
  このとき考えていることといえば、
  原稿料のこと、〆切日のこと、編集者のあの顔この顔
  それからもっと淫猥、下劣、非道、残忍。
  もうホントに地獄の釜みたいに頭の中煮えたぎってる。
  それが釣れたとなったら一瞬に消えて、清々しい虚無がたちこめる。」

                      開高健

今週も早かった一週間。
仕事が忙しいのもあって早出して残業
毎日この頃、眠いのは何故だろうな・・?

疲れてる感覚はないけども
仕事しながらも・・・
開高さんではないけど
心はいろんな雑音やら欲望に右往左往。

振り返ると滑稽な日常。

誰かに脳の思考履歴見られたら・・情けないを通り越して絶望するでしょうね・・^^;

開高さんの言葉の締めにある
「・・それが釣れたとなったら一瞬に消えて、清々しい虚無がたちこめる。」ではないけど

集中出来る趣味って、そんな効果ありますね。
清々しい虚無。

清々しいくその域へ行くことで
心は安定して静寂が訪れるものかも知れないですね。

さぁ!清々しき虚無の世界へー。