風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ジゴロ・イン・ニューヨーク 』

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本屋を閉店して新たな仕事を模索。
バイト中のイケメンおやじフィオラヴァンテを口説き
ジゴロビジネスをスタートさせるが・・。

ニューヨークの裕福な女性たちの心を掴み、評判を呼ぶんですが
男女逆だとコミカルで風刺が効くのも不思議なんですよね。

風刺と言えばユダヤ人コミュニティの戒律から
それを厳格に守る人々への視点が入ってたり

いつものウディ作品同様に
期待を裏切らないシニカルなギャグ
エッジの利いた言葉と展開

社会に物申すには
こんな手法もあるんですね。

細分化された価値観を許容する社会
成熟した社会はそうあるべきなんじゃないかな?

肯定、否定や御意見も
やり方を変えれば
強く訴えて心に残るものを伝えることが出来る。

表現する才能にも感嘆。