風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『謎の毒親』 姫野 カオルコ

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体験談を投稿の形で進行する
毒親”との関係を描く「相談小説」。

変わったカタチの小説でしたが

すんなりと?受け入れる内容??でした。

自分の親ってちょっと変な所あるよなって
誰にでもあっりそうなことかも知れないけど
その妙な生態が心に残ってたりするもんですね。

そのときの謎を解き明かす
主人公、相談された人の両方に共感するような
落とし処が絶妙なんですよね。

冒頭に書いた

誰にでもありそうな理不尽で奇怪な
親との関係に悩んだことがある人は
きっとある部分、救われるんじゃないかな?

相談って解決した部分と
誰かに言いたいって部分があると思うけど
これだけ詳細に怪奇な事件を論議し考察すると
心も晴れるかもね

 何となく・・気分的に^^
毒親の毒にやられないような
理解も深まる面白小説。