風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

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バードマンとして人気だった俳優リーガン新作舞台に復活をかけていたが・・。


アカデミー賞で話題の作品で楽しみに鑑賞。
なるほど、ラストの解釈でいろんな味方がありそうです。
いつもネタバレにならないように書いてるんですが
今回はこれがキーなのでネタバレで書きますんでご注意!

超能力を使えるように思われたリーガンでしたが
窓から娘が見たものは?
飛び降りたリーガンなのか?
なぜ見上げてほほ笑んだのか?
何かにつかまって生きてた?

その前に舞台で死亡しててラストは死後の世界なのか?
いろいろと考えてしまいますね。

この作品中の舞台で出て来る作品を読んだ時の日記
『愛について語るときに我々の語ること』レイモンド カーヴァー 翻訳:村上春樹
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60379320.html

改めて日記の感想を読むと同じような世界観なんですよね。^^


最後にひとつ。
娘の笑顔から考えると・・。


彼は成功後の空虚な世界から解放されて
安住の世界へ旅立ち
そらに舞い上がったと考えてるんですけど・・どうなんだろうなぁ。

観ながら心に引っ掛かかり胸騒ぎがして
揺さぶられるぐらい心に作用する素晴らしい作品。