風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『アカガミ』 窪美澄

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二〇三〇年の近未来
若者の自殺が激増し少子化どころか人は減少の一途
「アカガミ」という国のマッチングシステムに応募する主人公ミツキ
その「アカガミ」の本当の目的が明らかになる・・。


近未来現実的な少子化
このまま進むとこんな社会にもなりかねないな。

国家が国として優先する思惑と
個人がそうなることのズレが
戦時中の”赤紙”に掛けてるんでしょうけど
近未来的にはこの”アカガミ”が発動し
闇で秘密裏に計画されるかも知れないね。

どこまで人のプライベートや意向は
国に介入されるのか?

どうすればお互いが繁栄するのか?
制度研究は今も世界中で議論され
実験的国家も数多く存続し試行錯誤に世界。

多様なあり方でスクラップ&ビルドするけど
それを尊重すべきなのか?
極論でのこの”もし”は興味深い!

人が命を繋ぐには
魂を超えた本能ってものがない種は滅びるのが
神の意図かも知れないですね。

世界では国民投票や選挙をしてますが
本当に正しい選択をしてるのか?
歴史の闇は繰り返すものですね。