風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ヘアスプレー〈2007年〉』

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60年代のボルチモア
高校に通うトレーシーは人気番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演して踊ることに憧れる。
そんなある日、番組のオーディションが開催されて、トレーシーも参加
番組の現実は人種差別で黒人が登場できるのは月に一度の“ブラック・デー”だけだった・・。
トニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカルが映画化。

重いテーマですがミュージカルがベースなので
軽快に歌って踊るテンポ溢れる展開

体だけじゃなく人の心を動かすにはやはりダンス
理不尽を訴えデモする数倍も歌って踊る効果はある。
きっと直に心に響くからだろうね。 

黒人と政策の利権が重なる二重の矛盾が背景にあるのですが

音楽を通じて平等を訴え
評価されるべきは何なのか?

泥臭い内容がスマートに民衆に届く
音楽のパワーは恐るべし
人生のあらゆる場面で音楽を多用するわけですね。

純粋なダンスへのアプローチが
真っ直ぐに軽快に心も体も動かす! 
爽快な気分になる映画。