60年代のボルチモア。
高校に通うトレーシーは人気番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演して踊ることに憧れる。
そんなある日、番組のオーディションが開催されて、トレーシーも参加
番組の現実は人種差別で黒人が登場できるのは月に一度の“ブラック・デー”だけだった・・。
トニー賞8部門を受賞したブロードウェイミュージカルが映画化。
重いテーマですがミュージカルがベースなので
軽快に歌って踊るテンポ溢れる展開
体だけじゃなく人の心を動かすにはやはりダンス
理不尽を訴えデモする数倍も歌って踊る効果はある。
きっと直に心に響くからだろうね。
黒人と政策の利権が重なる二重の矛盾が背景にあるのですが
音楽を通じて平等を訴え
評価されるべきは何なのか?
泥臭い内容がスマートに民衆に届く
音楽のパワーは恐るべし
人生のあらゆる場面で音楽を多用するわけですね。
純粋なダンスへのアプローチが
真っ直ぐに軽快に心も体も動かす!
爽快な気分になる映画。