風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『雲のむこう、約束の場所』

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日本が南北に分断された戦後の世界。
津軽海峡を走る国境線の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された謎の”塔”。
いつか自分たちの力であの”塔”まで飛行機を飛ぼそうと小型飛行機を組み立てる二人と参加することになったサユリ。
突然な離れ離れになった3人はそれぞれ別の道を歩き始める。

言の葉の庭」で映像美とストーリーに魅了された私は
新海誠のデビュー作も見逃せないとチェック。

デビューと言えど吉岡秀隆 萩原聖人と言った役者が声優に起用されてたり
過去作品なのに映像美は申し分なく
日の光の変化し反射する光から
列車の中を明滅する光や影。
色彩の豊かさと緻密で繊細に描かれているアニメ作品は
これだけで観る価値があると思うレベル。

日本の南北分断設定がイメージつき難く
平行世界が進行するSFは内証的で夢と現実がこれも分かり難いかもしれないですが

しかしながら、
二人の少年と少女の青春の思いが話の核になり
あの頃、信じたの夢と過ぎた日々と
伝えたかった思いの交錯する物語は
新海作品らしく美しく儚いすばらし作品でることに間違いはない。

今も書いてて美しさと主人公達への想いへ
余韻に浸れるぐらいいい
バイオリンを通した音楽も美しいく
美しいものはそれだけで存在する圧倒的な力があるものですね。