風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『精神科医が語る熱狂の広島カープ論』 和田 秀樹

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精神科医の和田 秀樹さんのカープ論。

元選手や芸能人ではなく精神科医ってところがユニークなこの本。
元々カープファンだそうで
インテリに多いとかも書いてありましたが
その分析がまた納得出来て面白い。

自分も感じてたことを
改めて出版させれた文章として読み進めて行くと
カープ好きが頷き共感する話も多い
好きなものを介すると共感が多くなるものかも?

そしてカープを通して見える世界。
別のものが見えて来るんですよねぇーこれがまた・・。

格差社会の象徴や未来への閉塞感
社会への憤りまで日本の縮図でありまるでカープ

そんな中での金なし、力なし、地方で弱小なこのチームが
勝ち進む姿は心地よい快進撃は勇気と希望を与えたのではないでしょうか?

最後のオーナーへの苦言は公になってない話だけど私も憤りを感じるな。
それはそれとして

現代野球が忘れつつある古き良き野球

黒田が決して捨てなかった大切なものが
カープにはあるのだ!
カープに魅了された人々のツボに共感する一冊!