仏教の二千五百年滅びない仕組みとは何か?
ブッダが残した人間の在り方や組織について・・。
知ってるようで全くって言っていいぐらい知らない仏教の世界。
2500年の昔からあることは伊達じゃない。
仏教から学び救いとなる教えが現代こそ多くあり
必要とされるこの真理。
南方の仏教と中国や日本に伝わる仏教の教えと違うこと驚嘆し
それぞれ小乗仏教と大乗仏教と言われることさえ知らなったけど
成り立ちの過程において人を表現し
本題とはズレますがそれがまた興味深く参考になりました。
面白いですね、人って・・。
その中で確かに主張する思想とそこから分岐した新興宗教の数々
他の宗教の思想を考えると
解釈によって人は生きてゆくのに都合のいい考え方をするもので
仏教とは別に人の業をも感じさせる。
南方の仏教側の「大般涅槃経」によって説かれた
人が他力ではなく自力でさまざまな苦しみを克服する仕組みは
そちらの方が自分に合ってるような気がします。
年頭の一冊となりましたが
年末年始のニュースを見てると
この混沌とした世界を救うのは
仏教的な思想じゃないかと真剣に思うな。
平安に生きる知恵は大切にしたい思想だ。