風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『僕だけがいない街』

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事件の場に居ると時空移動出来る“再上映(リバイバル)“という特殊な能力を持った主人公が
18年前に起こった児童連続誘拐事件の真犯人に迫り謎を解く

タイトルに引かれて何の知識なく観た映画。

事件に直面した時の反応に違和感がありましたが
いつも書いてるように自分の理想と比較して
作品を扱下ろすのは意味がない観方と考えてるので美点に注目します。

時空もの独特の背景を想像する面白さ
もしを具体化する術が面白いし

大人になった同級生が
子供時代に誓った言葉通りに成長し
悪と戦う姿が頼もしいし勇気が湧く展開。

リバイバルじゃないけど
それは母親に買って貰てた
あの正義のヒーローのお面
それから、この物語が始まったんじゃないだろうか?

人はちょっとした切っ掛けで人生を好転させるし逆に転落もする。

分からいものを信じること
明日や正義を頑なに信じることで助けられる人々

未来を信じ、行動することの出来る人間が
”僕だけのいない街”を救った真のヒーローですね。