『64-ロクヨン- 前編』の続きで後編。
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64143586.html
未解決事件通称“ロクヨン“になぞらえた誘拐事件が発生
それぞれ背負ったロクヨンの明かされる事件の謎とは・・。
前編のスリリングさ濃厚な事件関係者や
警務と刑事部、キャリアとの複雑な関係性の中で悩む人間ドラマから
64とそっくりな事件へ転換
後編も重厚な作品となってるのは
ベテラン役者陣の中年にしか出せない演技力や話の重さあって
尚且つ、ストーリーの被害者の雨宮の執念はすさまじいものを想像させる。
人は皆、生きてれば、負の遺産を背負い
傷を負ったりしながら
社会と辻褄合わせをしながら生きてるものですよね。
影を背負った登場人物達の悲しみが心を揺さぶる
彼らの憤り嘆き哀しみを背負った14年の年月
事件からの生きてゆく姿を想像すると・・
あのラストのとんど焼きや
執念の川辺リの夕日射す傷だらけの公衆電話機にすら哀愁を感じる
素敵で印象的、そして象徴的な絵でした。
一念岩をも通す
三上の家族に平穏な日々が訪れるといいですね。
重厚な人間ドラマでした。