内海と瀬戸は、放課後いつも河原で喋りながら過ごしている。
そんなやりとりが全編となる会話劇。
この雰囲気の浸って
まるで自分の日常だったと錯覚するような
日常のシーンを映画として切り取ると
これまた味わいあるよなぁ。
こんな青春あってもいいじゃん。
そう思うな。
あの切り取られた時間
くだらない言葉の掛け合いや
恥ずかしいと思った母親とのやり取り
憧れの同級生の存在。
やばい先輩とのニアミス。
偶に怪しげな一般人の通り過ぎる路上。
川の辺で語った時間
内容がどうであっても
唯一の青春の1ページの存在。
大人になるとすっかり忘れてしまってるけど
ふと思い出す会話。
あの場にしかない空気。
時を隔てようとも
想い馳せる素敵で貴重なシーンだったんだな。
こんな青春があってもいいよねと
思い出す青春映画。