風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『セトウツミ』

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同名漫画を池松壮亮菅田将暉が主演を務め映画化。
内海と瀬戸は、放課後いつも河原で喋りながら過ごしている。
そんなやりとりが全編となる会話劇。


この雰囲気の浸って
まるで自分の日常だったと錯覚するような
日常のシーンを映画として切り取ると
これまた味わいあるよなぁ。

こんな青春あってもいいじゃん。
そう思うな。

あの切り取られた時間
くだらない言葉の掛け合いや
恥ずかしいと思った母親とのやり取り
憧れの同級生の存在。
やばい先輩とのニアミス。
偶に怪しげな一般人の通り過ぎる路上。


川の辺で語った時間
内容がどうであっても
唯一の青春の1ページの存在。

大人になるとすっかり忘れてしまってるけど


ふと思い出す会話。
あの場にしかない空気。
時を隔てようとも

想い馳せる素敵で貴重なシーンだったんだな。

こんな青春があってもいいよねと
思い出す青春映画。